2017年09月05日

東洋エンジ、インドネシア・大型ポリエチレン受注

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング（TOYO）は5日、インドネシアの石油化学最大手チャンドラアスリ・ペトロケミカル（CAP）から、ジャワ島西部チレゴンの同社石化コンプレックス向けに年産40万トンのポリエチレン設備建設プロジェクトを受注したと発表した。米国ユニベーション社（ダウ・ケミカル傘下）技術を採用する。1系列のプラントで高密度ポリエチレン（HDPE）、直鎖状（リニア）低密度ポリエチレン（LLDPE）、メタロセン直鎖状低密度ポリエチレン（mLLDPE）と、3種類のポリエチレンが切り替え生産できる。CAPの総投資額は約400億円。完成予定は2019年下期。 TOYOは1990年代からCAP向けにエチレン製造プラントやブタジエン設備などを受注・建設してきた。現在もシンセティック・ラバー・インドネシア（仏ミシュランとCAP子会社の合弁）向けに年産12万トンの合成ゴム製造設備のほかCAP子会社のペトロケミア・ブタジエン・インドネシアのブタジエン製造設備増設工事を実施中だ。これらの実績が今回の受注につながった。 ニュースリリース インドネシアで石油化学プラントを受注 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1504600130.pdf TOYO Awarded Petrochemical Project in Indonesia http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1504600130.pdf