2017年09月11日
アジア太平洋閣僚サミットで環境対応「宣言」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:環境省

環境省は11日、タイ・バンコクで5~8日開催された「環境に関するアジア太平洋閣僚サミット」(ESCAP主催)で環境と開発に関する政策の展望についてハイレベル議論が行われ、閣僚宣言が採択されたと発表した。42カ国・地域の代表が参加、日本からは、笹川博義環境大臣政務官が出席した。


■アジア太平洋の環境と開発に関する閣僚宣言(概要)

 我々は、アジア太平洋の環境と持続可能な開発を促進することを約束し、持続可能な開発のための2030ア ジェンダ、パリ協定等の実施へ向けた努力を再確認し、以下を決意する。
・必要に応じて、気候変動の有害な影響への対処に貢献する
・資源効率性を高めることで自然資源、生物多様性及び生態系の保全及び持続可能な管理を確保する
・自然資源管理の効率性及び経済のパフォーマンスを向上させる
・環境的に持続可能な都市を創造するために都市化及びインフラへの追加投資の機会を活用し、持続可能な都市計画と空間開発を促進する
・食料安全保障を高める持続可能な農業を育てると同時に自然資源や生態系を守り、資源生産性を高める
・資源及び生態系サービスへのアクセス等を通じて、特に女性及び社会的弱者の持続可能な暮らしを確保する
・必要に応じて、グリーン経済及び持続可能な海洋利用を促進する