2017年09月15日 |
富士フイルム、米国磁気テープ特許、勝訴へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは15日、ソニーおよびソニーグループ会社を相手取って米国国際貿易委員会(ITC)に起こしていた磁気テープ関連の特許侵害をめぐる訴えで、富士フィルム側の主張を認める内容の認定結果がITCの行政判事から下されたと発表した。 富士フイルムは、ソニーおよびソニー・アメリカ社などを相手取り、富士フィルムが有する大容量磁気テープ関連の米国特許を侵害しているとして、2016年6月、ITCに対して同製品の輸入禁止措置と米国内での販売・流通を禁ずる停止命令を求める訴えを富士フイルムおよび同社の米国記録メディア製品製造販売子会社(FRMU)とともに起こしていた。 このほどITCの行政判事から審理結果について、ソニーが製造する「LTO Ultrium7データカートリッジ」は、富士フィルムの持つ米国特許を侵害しているとの認定が出た。最終決定は2018年1月に下される見込み。富士フィルムでは「LTO Ultrium7データカートリッジ」が市場で不足しないよう生産体制を整える。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1505456690.pdf |