2017年09月19日
産総研、インドとバイオ共同研究ラボ拡大
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:産業技術総合研究所

産業技術総合研究所はこのほど、インド科学技術省バイオテクノロジー庁(DBT)と、国際共同研究ラボラトリーを拡大することで合意し、協力覚書の更新と共同研究契約の締結を行った。

DBTは同国のバイオテクノロジー政策を担当し、生物工学とその生産に関するプロジェクトの選定や支援、若手研究者の養成などを行っている。産総研は2013年10月にDBTと共同研究契約を締び、産総研つくばセンターに日印提携ラボを設置、バイオメディカル研究部門(近江谷克裕部門長)のワダワレヌー首席研究員を中心に創薬スクリーニングや細胞イメージングに関する研究開発を進めている。

今回の覚書更新によって、日印の若手研究者の育成をさらに促進するとともに、産業展開を視野に入れた研究開発を加速する。日印両国の強みを生かした健康・医薬分野に関わる共同研究開発を実施する。