2017年09月21日
住友化学、米国3番目の中西部農業センター運営開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

住友化学は21日、米国100%子会社のベーラントU.S.A.社(本社:米国カリフォルニア州)が、中西部農業研究センター(米国イリノイ州)を完成し運営開始したと発表した。現地で栽培が盛んなダイズやトウモロコシ、コムギなどの作物向け農薬の開発に取り組む。

ベーラントU.S.A.社はこれまで、基幹技術研究開発センター(カリフォルニア州)と、中南部農業研究センター(ミシシッピ州)で農薬の研究開発を行ってきたが、イリノイ州にも圃場を新設したことで、より地域の環境にマッチした農薬開発が可能となった。

住友化学は現在、日本、米国、フランス、ブラジルに農薬の研究開発拠点を持ち、新規有効成分の創出や各地の環境・自然条件に適した農薬製剤の開発を進めている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1505961001.pdf