2017年10月03日
昭電子会社、黒曜石パ-ライト 1月から値上げ
【カテゴリー】:市況
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昭和電工は3日、子会社の芙蓉パーライト(本社:長野県下諏訪町、河西正彦社長)が同社製品である黒曜石パ-ライトの値上げを決めたと発表した。2018年1月1日出荷分から一次店向け卸価格を平均15%引き上げる。

黒曜石パ-ライトとは、天然の黒曜石を粉砕して約1000℃で焼成発泡させた白色粒状の素材製品。軽量で水が浸透しないなどの性質から建材や緑化土木、土木改良用資材として使用されている。
芙蓉パーライトは長野県和田峠で黒曜石を採掘し下諏訪町の本社工場で製品化しているが、人件費の高騰や重油・LPGなど燃料費bの上昇で採算悪化を招いている。自助努力のみでは対応困難なため、製品価格に転嫁することにした。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1507007043.pdf