2017年10月10日
デンカ生研、がん治療ウイルス剤製造設備 竣工
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:デンカ生研

表した。
遺伝子改変単純ヘルペスウイルス1型を用いた新しいコンセプトのがん治療薬で、2015年から膠芽腫(悪性脳腫瘍の一種)を対象としたフェーズ2医師主導試験が行われている。
デンカ生研は東大医科学研究所・藤堂具紀教授から委託を受けて実用化に向けた大量生産法を開発し、今回の初期製造設備完成となった。厚生労働省からの製造販売承認を待って、稼働開始する。
竣工式には藤堂教授をはじめ第一三共の古賀淳一常務執行役員、地元関係者ら多数が出席した。