2017年10月10日
積化成の寒冷地向け保温ケーブル 米UL規格取得
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:積水化成品工業
配管の保温用に使われる「テクヒーター」

積水化成品工業は10日、寒冷地の融雪や凍結防止に威力を発揮するヒーターケーブル「テクヒーター」が米国UL規格の認証を取得したと発表した。米国でのヒーター販売には必要な認証で、これにより同社は今後北米エリア(アメリカ・カナダ)での販売が可能となった。

「テクヒーター」は、発熱体に半導体セラミックスを用いた、折り曲げのできるケーブルで、使用時の温度変化に応じてヒーターの出力が自己制御できる。このため温度調整のサーモスタットが不要で、異常加熱や焼き切れが生じないなど、安全性能面で高く評価された。北米では極寒冷地に向けてパイプラインの保温用途や道路埋め込み型のロードヒーティング分野向けに需要獲得をめざす。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1507617983.pdf