2017年10月13日
NIL社、機能性を最大化するスーパーナノ粒子開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:NEDO

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、機能性食品や医薬品などの開発型ベンチャー、NIL社(本社:神奈川県二宮町、佐藤幸蔵社長)が機能成分の有効性を最大化する革新的なスーパーナノ粒子(SNP)の製造技術開発に成功したと発表した。NIL社はさらに同技術を用いて、植物由来の機能成分浸透性を飛躍的に高めたヘアケア製品群を開発し、10月20日からオーガニックヘアケア化粧品の新ブランド「SUNA BIOSHOT」として販売を開始する。

NEDOは、具体的な技術シーズを用いた事業構想を有する起業家候補をスタートアップイノベーター(SUI)として支援する事業(SUI支援事業)を推進しており今回はこの成果となる。

NILは、長年にわたって蓄積してきた有機化学の知見と、ナノ粒子製造技術をもとに機能成分の有効性を最大化する革新的な機能性極小粒子(スーパーナノ粒子)を開発した。また、同製造技術を用いて植物由来の機能成分の浸透性などを飛躍的に高めたヘアケア製品群を開発し、新商品として販売展開することにした。