2017年11月08日
宇部興産、内閣府「宇宙利用モデル実証プロジェクト」に採用決まる
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:宇部興産、宇部興産コンサルタント

宇部興産は8日、グループ会社の宇部興産コンサルタント(本社:山口県宇部市、堀敬史社長)が提案した宇宙利用に関するプロジェクトが、内閣府の委託事業「先進的な宇宙利用モデル実証プロジェクト」に採択され、プロジェクトの推進が決まったと発表した。

昨年度の政府関係機関の一部機能移転により、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の一部拠点が山口県に設置された。JAXA、山口大学、山口県の3者により衛星データの利用・研究に関する連携協力協定が締結され、今年3月、地方独立行政法人 山口県産業技術センターに「衛星データ解析技術研究会」が発足。衛星データを活用した、新事業創出に向けた取り組みがスタートした。

宇部興産コンサルタントは同研究会に参加し、今回、ニュージャパンナレッジ、常盤商会、山口県大学応用衛星リモートセンシング研究センター、宇部市、県農林綜合技術センター、県産業技術センターなどの企業、機関と協力してプロジェクトを立ち上げた。プロジェクト名は「衛星ビッグデータを活用した里山黄金卿創出事業/竹林から~」で、宇部市の里山環境保全に必要な情報(竹林の分布や今後の変化予測)を衛星データと地上データを使ってまとめ、今後の竹林の保護や整備に生かす計画。事業主体は一般社団法人日本宇宙フォーラム。プロジェクト委託金額は1件あたり1,100万円/年度。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1510118728.pdf