2017年11月16日
10月の可塑剤、DOP・DINPとも好調続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会の発表によると、10月の可塑剤の生産、出荷は、塩ビ製品の需要好調を背景に、DOP、DINPとも前年同月を大幅に上回った。「塩ビ樹脂の好調はオリンピック・パラリンピックまで続くと思います。可塑剤もついていくだけです」と業界はほおを緩めている。

【10月の可塑剤需給】単位:トン ( )は前年比%

<生産>
(フタル酸系)
◇合計   21,253 (125.4)
・DOP   11,099(134.7)
・DBP      78(83.9)
・DIDP     0(ー)
・DINP   9,622(141.9)
・その他   454(207.3)
(アジピン酸系)
◇生産計  1,688(111.6)

<出荷(合計)>
(フタル酸系)
◇合計   20,864 (116.4)
・DOP   10,786(105.3)
・DBP      85(86.7)
・DIDP    283(102.2)
・DINP   8,866(132.2)
・その他   844(142.1)
(アジピン酸系)
◇出荷計   1,467(98.8)