2017年12月05日
NEDO、太陽光発電の水害時安全対策で実験
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:NEDO

NEDOは4日、太陽光発電システムが水害被害に遭った場合を想定して、感電リスク等に関する実証実験を11月28日から12月1日まで山梨県北杜市で行ったと発表した。
太陽光発電の導入が各地で進む中、台風や大雨被害による水没事故も発生するようになった。このため、太陽光発電協会(JPEA)と共同で水没時の安全確保のための実験を実施した。太陽光発電設備を実際に池の中に水没させ漏電状況を測定して水中の感電リスクや水没後の設備の状態などを調べた。太陽光モジュール、接続箱、パワーコンディショナーなどを実使用状態に組み、水没させた。

NEDOでは同実験で得られた知見をもとに17年度末までに水害時における点検方法や安全性確保のための指針を策定することにしている。