2017年12月07日
昭和シェル バイオマス原料ヘキセン製造新技術
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:昭和シェル石油

昭和シェル石油は、東北大学大学院工学研究科の富重圭一教授らの研究グループと共同で非食用バイオマス原料からガソリン基材となるヘキセンの生成に成功したと発表した。2025年までに工業化技術を確立する。ジェット燃料基材としても展開していく方針だ。

食糧と競合しないバイオマス由来のセルロースやソルビトールを原料として東北大学が開発した新触媒を用い、ヘキサノールを製造する技術を開発した。生成したヘキサノールを脱水反応させることによりガソリン基材として利用可能なヘキセンが得られる。