2018年01月09日
中外製薬、「リツキサン」特許権侵害訴訟を提起
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は9日、抗CD20モノクローナル抗体「リツキサン・注10mg/mL」について、同製品のバイオ後続品の製造販売者であるサンド社、および販売者である協和発酵キリンに対し、バイオジェン社(本社:米国マサチューセッツ州)が保有する3件の用途特許の侵害を理由として、ジェネンテック社(本社:米国カリフォルニア州)が2017年12月28日付で東京地方裁判所に提起したバイオ後続品の販売等の差し止めを求める訴訟に、全薬工業(本社:東京都文京区、橋本一弘社長)とともに補助参加の申出を行ったと発表した。同社は、同訴訟に併せてなされた仮処分命令の申立てにも補助参加の申出を行った。
なお、同特許権はバイオジェン社が保有しており、ジェネンテック社は同特許権の専用実施権者、全薬工業は独占的販売権者、中外製薬は同剤の全薬工業との共同販売権者となっている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1515479430.pdf