2018年01月18日
富士フィルム、米テキサス医薬品拠点に新棟稼働
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは18日、バイオ医薬品のCDMO(製造・受託)2拠点の1つ、米国テキサス拠点に新たに建設した生産棟が17日(米国現地時間)に稼働開始したと発表した。このところ需要が拡大している抗体医薬品を主に製造する。同社グループのバイオ医薬品開発・製造受託事業拡大につなげる。

今回稼働した清算棟は、多品種生産に適した2,000リットルの培養タンクを最大12基まで設置できるスペースを有している。さらに、FDBが持つ業界最高水準の高生産性細胞作製技術「Apollo」(高効率生産技術) とを組み合わせることにより、高い生産効率を実現し大量生産にも対応する。顧客が求める高品質な抗体医薬品の提供を可能にした。

17日にテキサス州カレッジステーション市で行われたオープニングセレモニーには、同州経済開発観光局長のブライアン・ダニエル氏ら地元関係者多数が出席し、晴れの新棟スタートを祝った。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1516240247.pdf