2018年02月19日
1月の可塑剤生産前年割れ、輸入品影響か
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が発表した1月の需給実績によると、フタル酸系はDOP、DIDPとも生産、出荷が前年同月を下回った。
業界では、理由として(1)12月に値上げ前の仮需が発生しており、1月にその反動が出た(2)12月に輸入品が急増し韓国からDOP、中国からDINP合わせて4,000トンと大量に入ったーなどを指摘している。

<1月の可塑剤需給実績>単位:トン( )前年比%

【生産】
(フタル酸系)
◇合計   18,693 (96.2)
・DOP    8,886(98.6)
・DBP      45(84.9)
・DIDP    1355(ー)
・DINP   7,972(79.5)
・その他    435(131.8)
(アジピン酸系)
◇生産計  1,261(93.1)

【出荷(国内+輸出)】
(フタル酸系)
◇合計    18,209 (93.8)
・DOP     9,651(92.0)
・DBP      62(86.1)
・DIDP     228(77.3)
・DINP    7,515(96.8)
・その他    753(93.2)
(アジピン酸系)
◇出荷計   1,468 (105.3)