2018年03月01日
1月の石油統計、灯油販売量が増加
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁が28日発表した1月の石油統計速報によると、原油の輸入量は1,686万Klで前年同月比98.9%と2カ月連続で前年を下回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  605万kl(前年同月比85.1%)
(2)アラブ首長国連邦 404万kl(同113.0%)
(3)クウェート    154万kl(同112.9%)
(4)カタール      150万kl(同143.1%)
(5)イラン       100万Kl(同97.1%)だった。

同月の中東依存度は89.5%で、前年同月に比べて34ポイント増と、6カ月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1,519万kl、前年同月比93.4%と2カ月連続で前年を下回った。
国内販売は1,608万klで前年同月比98.3%と4カ月連続で前年を下回った。油種別に見ると、灯油、軽油およびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油およびB・C重油は下回った。
灯油の販売量は2,807,021klで前月比103.7%と増加した。

<1月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,261,555
・生産   1,576,910(82.5)
・輸入   2,576,818(101.8)
・販売   3,891,516(92.2)
・輸出    ー(ー)
・月末在庫 1,566,930(102.6)