2018年03月12日
宇部興産、三菱重工と共同開発の射出機 上市
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:宇部興産機械

宇部興産は12日、宇部興産機械と旧三菱重工グループが共同開発した中型電動射出成形機の第1弾として、このほど「HH(DUAL H)」の販売を開始したと発表した。宇部興産機械の100%子会社、U&Mプラスチックソリューションズ(本社:東京都港区、米原淳一社長、U&M社)が上市した。

宇部興産は、三菱重工と射出成形機事業を統合するため、17年1月宇部興産機械が三菱重工プラスチックテクノロジーの株式の85%を取得するなどして、販売会社のU&M社を設立した。

新開発した「HHシリーズ」は、型締力350~850トンをラインアップし、汎用性を重視した機械本体に豊富なオプションを取り揃えた。(1)高応答・ハイパワー射出専用ダイレクト ドライブモータ(2)つながる制御装置(3)成形の多機能化・多様性向上など、宇部、三菱重工両社の得意技術を融合して、第1号機種を開発、上市した。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1520834412.pdf