2018年03月26日
積化成、融雪用ヒーターケーブル 高温タイプ上市
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品工業
「テクヒーター」T12シリーズ採用例

積水化成品工業は26日、融雪や凍結防止などの用途に向けた自己出力型ヒーターケーブル「テクヒーター」の新シリーズ「T12シリーズ」を上市したと発表した。従来品(T6、T9シリーズ)より高出力、高温タイプで主に工場のプラント設備の加熱や保温に適している。

特長は(1)PTCセラミックス素子の働きにより、環境の変化に応じて出力を自己制御する(2)ヒーターケーブル自体が自己出力制御型のため、温度調整用のサーモスタットが不要(3)高い柔軟性を有しているため、段差や複雑な形状の配管にも容易に施工できる、など。

従来の「T6シリーズ」は温度設定が65℃まで、「T9シリーズ」は95℃までだったが、今回発売する「T 12シリーズ」は120℃までの設定が可能となっている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1522037047.pdf