2018年04月18日
三井化学の新素材「アブソートマー」ミラノ展で紹介
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学が開発した制振性、応力緩和性に優れた独特な触感の新素材「アブソートマー」が、4月16日から22日までイタリア・ミラノで開催中の世界最大規模のデザイン展示会「ミラノサローネ(ミラノデザインウィーク2018)」に出展され“めずらしい素材”として人気を呼んでいる。

昨年秋、東京・青山のマテリアルコネクション東京で開催された「MATERIAL DESIGN EXHIBITION」でコラボレーションしたDRILL DESIGNとともに、アブソートマーに新たな色彩を加え、完成度の高いプロトタイプ(基本型)を製作し展示した。


<用語の解説>
■アブソートマーとは :
三井化学の触媒技術を用いてナノレベルで分子構造を最適化したオレフィン系新素材。これまでにない独特で特徴ある触感を実現した。温度によってその感触が変化する点が特徴で、低温時には硬くなりその形状を保持するが、温めるとしなやかな感触に変化する。成形時に各種素材へ添加すると応力緩和(締付け感低減)や追従性(凸凹に密着)などの機能を付与でき、ユニークな製品開発に貢献する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1523950030.pdf