2018年04月24日
BASF、韓国・麗水に「ウルトラゾーン」増設完成
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは24日、韓国・麗水の製造拠点に高い耐熱性を持つ熱可塑性プラスチックUltrason(ポリアリールスルホン樹脂)の新製造ラインを稼働させたと発表した。新ラインの完成で同樹脂の全世界の生産能力は6,000トン増加の年産24,000トンとなった。今後、競争力のあるプラントとして世界的な需要の拡大に応える。

麗水のプラントは、アジア初のウルトラゾーン製造プラントとして2014年に稼働開始した。「ウルトラゾーン」は、BASFのポリエーテルスルホン樹脂(ウルトラゾーンRE)、ポリスルホン樹脂(ウルトラゾーンRS)、およびポリフェニルスルホン樹脂(ウルトラゾーンRP)の製品群の商標で、非常に高い寸法安定性と優れた流動性を有するなどの特長を持っている。今後、アジア地域の自動車、エレクトロニクス、水ろ過業界の高性能熱可塑性プラスチック需要増大に対応する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1524543516.pdf