2018年04月26日
クラレ「第6回(関西)高機能プラスチック展」出展
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレ

クラレは、5月9日ー11日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催される「第6回 (関西) 高機能プラスチック展」に出展し、独自の精密成形技術で作製したスタンパーと呼ばれる金属型でμm 単位の微細な凹凸を形成した微細パターン付きフィルムを紹介する。

【出展内容】
◇ヘッドアップディスプレイ用中間スクリーン :
プロジェクション方式のヘッドアップディスプレイに適用可能な中間スクリーン。微細なパターンを多数配列したマイクロレンズアレイで構成されたフィルムが、精細な画質を実現する。精密なレンズ形状により、光利用効率が高く、省エネにも貢献する。

◇ヘッドマウントディスプレイ用ソフトフォーカスフィルタ
バーチャルリアリティ(VR)を実現するヘッドマウントディスプレイの課題である、格子状模様のサイズに合わせて、微細パターンを最適化。光をにじませるソフトフォーカスフィルタとしての機能を果たし、臨場感向上に貢献する。

◇高効率広視野ランダム拡散フィルム
光利用効率を低下することなく、光源を広視野に拡散させる、LED 照明用のランダム拡散フィルム。部材表面に形成した微細なパターンで光を等方拡散し、点光源であるLEDのイメージを消すことで、面光源であるかのような見栄えを実現する。

◇LEDイルミネーション用異方性拡散フィルム<レジェンダ>
フィルムの背面にLEDを配置すると、微細パターンの形状に応じて光が「屈折」「反射」「散乱」「回折」し、点光源のLED で多彩な光の演出が可能。立体的な三次元曲面にも加工でき、間接照明や、ひと目をひく光の演出が効果的なアミューズメント機器など、意匠性が求められる分野にも適用できる。