2018年05月14日
新会社「富士フィルム富山化学」10月1日発足
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムホールディングスは14日、診断薬・治療薬の新薬開発を加速させるため、低分子医薬品の研究・開発・製造・販売を行う富山化学工業(本社:東京都新宿区、岡田淳二社長)と、放射性医薬品の研究・開発・製造・販売を行う富士フイルムRIファーマ(本社:東京都中央区、熊野嘉郎社長)を2018年10月1日付で統合し「富士フイルム富山化学株式会社」としてスタートさせると発表した。

新会社は、本社を東京都中央区京橋(現富士フイルムRIファーマ社)に置き、資本金49億円(富士フィルム全額出資)。今後は、富士フイルムと連携して、アンメットメディカルニーズが高い「がん」「中枢神経疾患」「感染症」領域で、新規の放射性診断薬・治療薬、独自の作用メカニズムを持つ治療薬などを開発していく。さらに、必要な量の薬物を必要な部位に必要なタイミングに送達するドラッグ・デリバリー・システム(DDS)や、次世代医薬品として期待される核酸医薬品、遺伝子治療薬などに向け積極展開を目指す。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1526280658.pdf