2018年05月16日
東洋エンジ、ナイジェリア大型肥料プラント受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリングは16日、ナイジェリアのインドラマ・エレメ肥料会社(IEFCL)から世界最大規模となるアンモニアおよび尿素製造プラント(第2トレイン)建設プロジェクトを受注したと発表した。2021年完成の予定で、受注金額(推定)は500億円弱。同社は2012年に第1トレインを受注、建設しており、この実績が今回の受注につながった。

プロジェクトは第1トレインと同じ規模。日産2,300トンのアンモニアプラントと世界最大となる同4,000トンの尿素プラントおよび関連ユーティリティ設備で構成されている。第1トレインの隣接地に建設する。
アンモニア技術は米国ケロッグ ブラウン法、尿素は東洋エンジニアリング技術を採用する。第1トレインの経験を最大限に活用して建設する方針だ。

<受注概要>
. 客先 : インドラマ・エレメ肥料会社(Indorama Eleme Fertilizer & Chemicals Limited)
. 受注者: 東洋エンジニアリング
. 建設地: ナイジェリア連邦共和国 リバース州 ポートハーコート地区(第1プラント隣接地)
. 対象設備: ◇アンモニア(日産2,300トン、米国Kellogg Brown & Root技術)◇尿素プラント(日産4,000トン、自社技術)、ユーティリティ付帯設備
. 役務内容: 尿素プラントのライセンス供与、対象設備全体の設計、機器資材の調達、試運転助勢
. 完成予定: 2021年

ニュースリリース

ナイジェリアで大型肥料プラント第2トレインを受注
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1526439404.pdf

TOYO Awarded Fertilizer Plant 2nd Train Project in Nigeria
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1526439404.pdf