2018年05月23日
VEC会長に横田トクヤマ社長、副は宮島信越常務
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会
あいさつする横田新会長

塩ビ工業・環境協会(VEC)は22日の提示総会で、任期満了の角倉護会長(カネカ社長)の後任に横田浩トクヤマ社長、副会長に宮島正紀信越化学常務取締役を選出した。任期はいずれも2年。

横田会長は総会後のパーティで挨拶し、「塩ビ樹脂の最近の需要の伸びは顕著で昨年の生産量は167万トンと2009年当時以来最大となった。この先も東京オリンピックを前に建設・インフラ投資はが進み、需要はさらに伸びるはずだ。住宅・ビルの断熱材として使われるなど用途も広がってきた。マテリアルリサイクルも進んでいる。保安、安全問題が業界の最重要課題であることはもちろんだが、この際、塩ビ樹脂の物性が優れ、非常に使いやすくて、環境性能に適した樹脂であることをもっと知ってもらうことも大切だ」と強調した。