2018年05月23日
プライムポリ「ガラス長繊維強化PP設備」新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:プライムポリマー

プライムポリマー(本社:東京都港区、浜田直士社長)は22日、ガラス長繊維強化ポリプロピレン(GFPP)「モストロンーL」の需要が好調なため、姉崎工場(千葉県市原市)に年産3,500トン設備を新設すると発表した。2019年9月営業運転開始の予定。

「モストロン-L」は、同社が開発した繊維状のガラスとポリプロ樹脂を溶融・混練した複合材料で、軽量、剛性、耐衝撃性に優れるなどの特長を持つ。外観性が良いことから、無塗装による自動車向けバックドアインナー等にも多く採用されている。

自動車業界は環境規制の強化やEV化の進展を背景にさらなる軽量化が求められている。金属代替可能な素材の一つとして「モストロン-L」の需要は今後一層の拡大が見込まれている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1526966472.pdf