2018年06月01日
4月の石油統計、ナフサ輸入量が減少・資エ庁
【カテゴリー】:実績/統計
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資源エネルギー庁が31日発表した4月の石油統計速報によると、原油の輸入量は1,536万Klで、前年同月比91.2%と前年を下回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  619万kl(前年同月比93.6%)
(2)アラブ首長国連邦 428万kl(同107.8%)
(3)クウェート     139万kl(同113.7%)
(4)カタール      92万kl(同78.1%)
(5)ロシア       80万kl(同76.3%)
だった。

同月の中東依存度は89.4%で、前年同月に比べて4.5ポイント増と、9カ月連続で前年を上回った。

燃料油の生産は1,352万klで前年同月比98.3%と5カ月連続で前年を下回った。国内販売は1,318万klで同94.7%と前年を下回った。油種別に見ると、軽油およびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油およびB・C重油は下回った。

<4月のナフサ需給概要> 単位:KL ( )前年同月比%
・月初在庫 1,673,053
・生産   1,476,801(110.9)
・輸入   1,975,435(74.7)
・販売   3,656,249(96.6)
・輸出    ー(ー)
・月末在庫 1,325,318(79.8)