2018年06月12日
千代田化工、千葉に国内最大の水素化石油樹脂設備
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

千代田化工建設は12日、荒川化学工業、コスモエネルギーホールディングス、丸善石油化学の3社が出資する千葉アルコン製造(本社:千葉県市原市、石本司社長)と、水素化石油樹脂生産設備の設計・調達・建設(EPC)業務の工事請負契約を締結したと発表した。

市原市のコスモ石油千葉製油所内に年産2万トンと、わが国最大となる水素化石油樹脂生産設備を建設する。完成は2020年秋の見込み。

水素化石油樹脂は、紙おむつ等の組み立てに用いられるホットメルト接着剤の原料で、世界的に需要の成長が見込まれている。

千葉アルコン製造は2018年2月の設立。独自の生産技術を持つ荒川化学が丸善石油化学から原料(エチレン副生ガス)の供給を受け一貫生産を行う。資本金20億円で3社の出資比率は荒川化学51%、丸善石油化学35%、コスモエネルギーHD14%。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1528787565.pdf