2018年06月13日
出光興産、有機EL素子で最高位「恩賜発明賞」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は13日、「有機EL素子および有機発光媒体の発明」で2018年度全国発明賞で最高位の「恩賜発明賞」と「発明実施功績賞」を受賞したと発表した。表彰式は12日に都内で多くの来賓を迎えて行われた。

同社は1985年から有機EL材料の研究開発に着手し、97年には世界で初めて、困難とされていた青色有機ELを開発し実用化の目安である1万時間の耐久性を達成した。02年にはさらに色純度の高い青色を実現し、有機ELフルカラーディスプレイの実用化に貢献した。

<2018年度発明賞受賞者>(敬称略)

【恩賜発明賞】
◇松浦正英 :先進技術研究所先端素材研究室
◇舟橋正和 :電子材料部 電子材料開発センター所長付
◇福岡賢一 :出光電子材料韓国 カスタマーサポート1部長

【発明実施功績賞】
◇木藤俊一 :出光興産社長