2018年06月15日
出光興産、NEROに参画、EV用固体電解質開発へ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は15日、EV(電気自動車)に搭載するリチウムイオン固体電池の実用化・量産化を進めるため、技術研究組合 リチウムイオン電池材料評価研究センター(理事長、吉野彰旭化成名誉フェロー)を通じてNEDOが推進する基盤技術開発プロジェクト(第2期)に参画すると発表した。

同プロジェクトは、日本がEVで世界をリードしようと、全個体電池の開発をオールジャパンで取り組むプロジェクト。全個体電池に用いられる電解質は硫化水素を原料とするが、硫化水素の生産には石油精製で蓄積してきたハンドリング技術や石油化学製品への応用技術を有する出光興産は有利となる。同社はこれまでの20年間にわたる研究で、電池材料メーカーとして最多の特許出願件数を持つ。これらの強みを活かしてオールジャパンで取り組む同プロジェクトに貢献する。


ニュースリリース(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100968.html


先進・革新電池材料評価技術開発(第2期)
http://www.nedo.go.jp/koubo/AT523_100082.html


関連ファイル:LIBTECホームページ
https://www.libtec.or.jp/about/business/