2018年06月22日
ロシュ「アバスチン」化学併用後の投与 FDA承認
【カテゴリー】:海外
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中外製薬は21日、ロシュ社が初回手術後の進行卵巣がん(ステージ3~4)に対する「アバスチン」と化学療法(カルボプラチンとパクリタキセル)の併用後にアバスチンを単独継続投与する治療について、FDA(米国食品医薬品局)の承認を得たと発表した。

初回手術後にアバスチン、カルボプラチンおよびパクリタキセルの併用後にアバスチンを単独で継続投与する今回の承認は、主要な第3相臨床試験の成績に基づいたもので、アバスチンと化学療法の併用後にアバスチンを単独で継続投与された群の無増悪生存期間中央値は18.2カ月と、化学療法単独群の12.0カ月に比べ統計学的に有意な延長が認められた。中外製薬は現在、同薬について、国内で「腎細胞がん」を対象にした第3相国際共同治療に参加している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1529569321.pdf