2018年07月05日
東レ、下廃水処理向け逆浸透膜 新シリーズ開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:東レ

東レは5日、不純物の除去と透過水量の両面で高い性能を保持しつつ、水中の汚れ成分の付着にも強い逆浸透(RO)膜「ロメンブラ TLFシリーズ」を開発し、このほど本格販売に入ったと発表した。

従来の下廃水処理用逆浸透(RO)膜製品と比較して、透過水量を約3割増加させることができるため、運転コストの低減が期待できる。また、新しい膜表面コーティング技術を確立したことで膜表面の洗浄に使用する薬品への高耐久性を保持し、交換頻度の低減が可能となる。

同社は7月8~12日シンガポールで開催される世界最大級の水処理展 SIWW(シンガポール国際 Water Week)に同製品を展示する。