2018年07月25日
三井化学など大手5社、ベンチャーとオープンイノベ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

三井化学は25日、ソニーなど大手5社が一体となって、デロイト トーマツ ベンチャーサポート(本社:東京都千代田区、吉村孝郎社長、DTVS)が運営するネットワーク「Morning Pitch Acceleration Program」に参画し、ベンチャー企業との事業共創をめざすことにしたと発表した。

参画するのは、三井化学のほかソニーネットワークコミュニケーションズ、凸版印刷、大手運輸のセイノーホールディングス、ビル管理会社の大和ライフネクストの異業種計5社。技術系からサービス系まで幅広いベンチャーが参画できるテーマを設定し、5社合同でオープンイノベーションを展開する。

「Morning Pitch」とは、DTVSと野村證券の両社が幹事となって開催する、大企業とベンチャーをつなぐピッチイベントのこと。短い時間で自社の製品や技術の魅力を紹介することができる。大手企業とベンチャーの協業、共創を加速させる効果が期待できる。

三井化学は今回、テーマとして「クリーンエネルギーの拡大や環境負荷を低減する新ソリューションビジネス」、「少子高齢化、健康寿命の延長等の課題を解決し、QOL向上に貢献する新ソリューションビジネス」などを設定した。化学会社として持つ素材や情報をベンチャーとの新ビジネス共創に生かす。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1532495463.pdf