2018年08月03日
全薬工業と中外「リッキサン」効能追加申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

全薬工業(本社:東京都文京区、橋本弘一社長)と中外製薬の両社は3日、共同販売中の抗CD20モノクローナル抗体「リツキサン点滴静注剤」(一般名:リツキシマブ・遺伝子組換え)について、CD20陽性の慢性リンパ性白血病に対する効能・効果追加の承認申請を同日、全薬工業が厚生労働省に行ったと発表した。

全薬工業は、CD20陽性の慢性リンパ性白血病に対するリツキサンの投与について、2012年3月に開催された「第11回 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」での検討結果を受けて2012年4月6日付で発出された厚生労働省からの開発要請に基づき、効能・効果追加の承認申請の準備を行ってきた。

日本での慢性リンパ性白血病の年間発生患者数は約400人と推定されていることから、同剤は18年3月、希少疾病用医薬品の指定を受けた経緯がある。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1533276428.pdf