2018年08月06日
東レ・最終利益12.5%減、炭素繊維競合激化
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:東レ

東レが6日発表した18年4-6月期連結決算は、純利益が前年同期比12.5減の228億円だった。機能化学品はLIB向けフィルム需要の伸長を背景に販売を伸ばしたが、炭素繊維は原料価格の上昇や競合激化の影響を受けた。蘭テンカーテ買収に伴う費用も発生した。繊維は自動車関連など産業用途が堅調に推移した。

【東レ・第1四半期期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比%
◇売上高     550,778 (8.4)
◇営業利益    33,871 (△12.8)
◇経常利益    35,166 (△11.5)
◇当期純利益   22,834 (△12.5)
◇1株当たり純利益  14.27円(48.02円)

<2019年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高     2,450,000 (11.1)
◇営業利益      165,000 (5.5)
◇経常利益      160,000 (5.1)
◇当期純利益    98,000 (2.2)
◇1株当たり純利益  61.26円