2018年08月07日 |
三井化学、インドに太陽光発電 診断事業会社 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は7日、インドのグジャラート州に太陽光パネル認証試験所を設置し、新たに現地で太陽光パネルの認証事業に着手すると発表した。インドでは太陽光パネルの粗悪品流入を防ぐため、独自のBIS規格を制定し、全ての設置プロジェクトごとに同認定を取得することが義務付けられている。 三井化学は、愛知県田原市に国内最大級のメガソーラー「たはらウインド・共同事業」を推進するほか、国内各地の太陽光発電所で設備の診断事業を展開している。これらの実績やノウハウをインドでのパネル認定事業に生かすことにした。当面は、BIS認証試験の受け入れが中心だが、将来的には発電所全体の診断に事業範囲を拡大する。 三井化学のインド法人、Mitsui Chemicals India Pvt. Ltd. (本社:ニューデリー)が、欧州で広く太陽光発電所向けサービスを展開しているドイツのPI Photovoltaik-Institut Berlin 社の協力を得て事業推進する。 <用語の解説> ■インドのBISとは : BISは「Bureau of Indian Standards」の略。日本のJIS認証に相当するもので、インド国内の認定機関でのみ認証の実施が可能となっている。 ニュースリリース参照 インドにおける太陽光発電診断事業の展開 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1533618837.pdf Diagnostics Business for Photovoltaic Power Generation to Expand into India http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1533618837.pdf |