2018年08月21日
三菱ケミカル、ドイツ半導体サービス会社買収
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは21日、欧州・米国で半導体関連サービス事業を展開するCleanpart Group GmbH(本社:ドイツ・アスペルク)の株式を取得することで、ドイツの投資ファンドDeutsche Beteiligungs AGと合意したと発表した。同社の子会社であり、Cleanpart に出資するService Investment S.ar. Lから、本年10月を目途に全株式の引き渡しを受ける予定だ。

Cleanpart社は1998年の設立。欧州・米国で半導体メーカー向けに半導体製造装置の精密洗浄やコーティング、分析、部品製造などの事業を展開しており、地位は業界有数。優れた技術力を有し、日本で同様事業を展開する三菱ケミカルグループの新菱(本社:北九州市、江藤俊郎社長)とも地域的補完関係にある。

三菱ケミカルは半導体関連事業を含めた情報電子関連事業を成長分野と位置づけ、今後も積極展開していく方針である。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1534839686.pdf