2018年09月19日
積水化成品、タイに成形工場 第2拠点、生産開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化成品工業
ラヨーン県に完成した新工場外観

積水化成品工業は19日、連結子会社のSekisui Plastics(Thailand)社が、タイ・ラヨーン県に発泡プラスチック成形工場を完成し「ピオセラン」など主力製品の生産を開始したと発表した。タイではバンコク北部のサラブリ県にある工場に次ぐ2拠点目となる。

新工場は敷地面積が約21,800平方メートル。高機能発泡プラスチックスや発泡スチロール成形品を生産する。

経済成長が続くアジア地域では自動車市場が活発。EV(電気自動車)シフト加速もあり部材の軽量化・安全性・断熱性能向上につながるところから、発泡プラスチックに対するニーズも高まっている。今回、新工場が稼働入りしたことでサラブリ工場との連携効果を生かし市場開拓に弾みをつけたいとしている。
今後はさらに自動車市場だけでなく、家電・IT分野にも販路を拡大していく方針だ。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1537332368.pdf