2018年09月21日
富士フィルム、薬剤の一包化監査システム開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは20日、一包化された薬剤の名称と数量を自動的に判定し、調剤薬局などでの薬剤師の監査業務をサポートする一包化監査支援システム「PROOFIT 1D(プルーフィット ワンドース)」を開発したと発表した。一包ごとに錠剤の刻印や文字、カプセル剤の色や形などを高精度に読み取り、それぞれの薬剤の名前や数量を自動的に判定できるシステム。薬剤師の監査業務の負担軽減に貢献する。今冬の発売を予定している。

このところ高齢化に伴って慢性疾患が増え、一回に服用する薬剤も多くなっている。薬剤の飲み忘れや飲み間違いを防止するために薬剤の一包化ニーズが高まっている。新開発したシステムはこうしたニーズに応える。

同社は9月23日~24日開催の「第51回 日本薬剤師会学術大会」(金沢)、11月3日~4日開催の「第12回日本薬局学会学術総会」(名古屋)に「PROOFIT 1D」を出展する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1537418623.pdf