2018年09月27日
三菱ケミ・日亜など、赤色蛍光体LED特許 米国で取得
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカル、物質・材料研究機構(NIMS)、日亜化学(本社:徳島県阿南市、小川裕義社長)、シチズン電子(本社:山梨県富士吉田市、関口金孝社長)の4者は27日、LEDに関する共有特許が米国で成立したと発表した。赤色蛍光体として、窒化物系赤色蛍光体を用いる技術特許で、一般にCASNまたはSCASN蛍光体と呼ばれている。

4者は2015年、LED用として広く用いられている同赤色蛍光体の特許を相互に実施許諾することで合意している。同赤色蛍光体の基本特許はすでに米国で成立し4者共有しているが、今回さらに同赤色蛍光体を用いたLEDに関する基本特許も米国で取得した。

今後、他社がこれらの特許群を侵害するようなことがあれば、適性な対応をしていくとしている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1538027728.pdf