2018年10月04日

住友化学、愛媛にメチオニン大型プラント完成

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：住友化学

住友化学は4日、愛媛工場（愛媛県新居浜市）に、国内最大級となる飼料添加物メチオニン年産10万トン製造設備が完成し、同日、石川勝之新居浜市長らを招いて竣工式を行ったと発表した。 新製造設備は、試運転を経て商業生産入りする予定。増強後の生産能力は今回の10万トンと既存設備を合わせて年産約25万トンとなる。 メチオニンは、動物の体内で合成することができない必須アミノ酸の一種で、トウモロコシ等を主原料とする鶏の飼料にはメチオニンが不足していることが多いため、鶏の飼料添加物として広く使用されています。メチオニン市場は、足元年率 6％程度で成長しており、引き続き同程度での伸びが期待されている。 ニュースリリース https://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20181004.pdf