2018年10月11日
住友化学の関根千津理事に「IEC1906賞」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学
関根千津理事

住友化学は11日、同社の関根千津理事が“電気・電子技術の標準化活動”に貢献したとして、国際電気標準会議(IEC)から「IEC1906賞」を受賞したと発表した。

「IEC」とは、International Electrotechnical Commissionの略。電気工学、電子工学および関連した技術を扱う国際的な標準化団体で1906年の設立。本部はジュネーブにあり、現在世界の約80カ国が加盟している。

関根理事は、IECでプリンテッド・エレクトロニクス材料の標準化活動を行うWG「IEC/TC119 WG2(Materials)のコンビナーとして、参加国の意見を調整し、同ワーキンググループが扱う複数のプロジェクトを的確に管理したことが評価された。
プリンテッド・エレクトロニクスは、IoT社会の実現に欠かせないセンサーネットワークのキーテクノロジーの1つと見込まれる重要技術。材料の特性や耐久性の評価法に関する国際標準化が進めば、材料の利活用が容易となり、技術展開が進むと期待されている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1539252353.pdf