2018年10月17日
住友化学、業務効率化へ「SAPシステム」導入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は17日、欧州最大のソフトウェア会社である独・SAP社から次世代基幹業務システム「SAPS/4HANA」を導入し、2021年度をめどに運用を開始すると発表した。将来的には同社の全世界のグループ会社に適用する。同システムの導入に伴い、生産管理・物流・販売・会計などの業務プロセスを見直し大幅改善していく。

住友化学は現中計に「IoT 時代の業務革新とワークスタイル変革」を掲げ取り組んできた。「プラント関連業務プロセス・情報のデジタル化」「グローバルサプライチェーン情報のリアルタイム可視化・高度化」「クラウドソーシングや最新テクノロジーの積極活用による業務効率化」など複数のプロジェクトを推進中だ。

「SAP S/4HANAR」は、海外のグループ会社がすでに一部取り入れ、運用している。今後、住友化学が導入することでさらに展開を広げる。経営管理情報の可視化や精度向上を図り、顧客やサプライヤーと在庫や出荷情報をリアルタイムに連携しサプライチェーンマネジメントを強化し、より効率的な生産・販売活動につなげる。


ニュースリリース
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