2018年10月23日
BASF、フィンランドに欧州初 電池材料工場
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

ドイツ・BASFは23日、欧州の自動車市場に向けた電池材料生産の最初の立地として、フィンランドのハルヤヴァルタを選択したと発表した。工場は、ノリリスク・ニッケル社(Nornickel)が所有するニッケル・コバルト精錬所に隣接して建設する。
稼働開始は2020年後半の予定。年間約30万台のフル電気自動車を供給できる規模とし、水力、風力、バイオマスなど同地域の再生可能エネルギーを利用する。
BASFとノリリスク・ニッケル社は今回、隣接の金属精錬所からニッケルとコバルト原料の長期的な供給契約にも調印した。これにより、欧州での電池生産用原料の調達が可能となった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1540270989.pdf