2018年11月07日
ダイセル「省エネ型酢酸製法」で地方発明表彰
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルは7日、同社の「省資源省エネルギー型の酢酸の製造方法」が、発明協会主催の2018年度近畿地方発明表彰で「発明奨励賞」を受賞したと発表した。

受賞したのは、メタノールと一酸化炭素の反応による酢酸の製造方法に関する技術で、蒸発器の気化物の一部を凝縮させて反応器にリサイクルすることで、反応熱を効率的に除去することに成功した。蒸留塔などの装置の小型化、一酸化炭素のロス抑制などの効果があり、省資源・省エネルギーでの製造が可能となった。

受賞者は研究に携わった、ダイセル社員の三浦裕幸、清水雅彦、上野貴史、山口和夫、後藤健輔の5氏。

表彰式は11月21日に和歌山市で行われる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1541566851.pdf