2018年11月13日
帝人フロンティア、羽毛代替の合繊素材を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人フロンティアは13日、嵩高・軽量性と優れたストレッチ性、形態回復性を備えた超異型捲縮繊維「ソロテックス オクタ」(商品名)を開発したと発表した。

羽毛代替品として、嵩高・軽量性、圧縮した後の形態回復性に優れた合繊素材を開発した。ストレッチ性やクッション性などの特性をもつ従来の「ソロテックス」を中空構造の8フィン型断面とし、さらに捲縮性を持たせた。
特徴は、(1)嵩高性と軽量性、ストレッチ性と形態回復性(2)短繊維でのストレッチ性、形態回復性、クッション性(3)テキスタイルでの吸汗速乾性、防透性、遮熱・断熱性など。

帝人フロンティアでは11月14・15日に東京都港区北青山の「TEPIA」で開催する同社の総合展示会に製品サンプルを展示する。

2018年度中にテスト販売を開始し、2022年度には短繊維で400トン/年、長繊維はテキスタイルとして100万m/年の販売を目指す。