2018年12月14日
アステラス、米Potenza買収、対価164.6百万ドル
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は14日、米国のがん免疫関連バイオテクノロジー企業Potenza Therapeutics社(Potenza)との間で2015年に締結した独占的共同研究開発契約に基づき、米国東部時間12月13日にアステラス製薬による買収手続きを完了したと発表した。同社を完全子会社化した。
 
Potenza社との提携により創出した臨床段階にある複数の新規がん免疫療法プログラムは、今後、アステラス製薬が保有する既存のがんプログラムとの併用療法や、新たながん免疫療法プログラムとの併用療法の開発につながる可能性がある。
 
同オプション権の行使により、アステラス製薬は164.6百万ドルを対価として支払った。さらに、Potenza社の臨床開発段階にある複数のプログラムの進捗に応じて、Potenza社の株主に対し、最大で総額240.1百万ドルの対価の支払いが発生する可能性がある。 

アステラス製薬の当期(2019年3月期)連結業績への影響は精査中。