2018年12月27日
富士フイルム、薬剤の一包化監査支援システムを発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは27日、薬剤の名称と数量を自動的に判定し薬剤師の監査業務をサポートする一包化監査支援システム「PROOFIT 1D(プルーフィット ワンドース)」を来年1月11日から富士フイルム富山化学(社長・岡田淳二氏)を通じて発売すると発表した。

これは、富士フイルムが写真・医療分野で培ってきた技術を応用して開発した一包化監査システムである。薬剤やカプセル剤の高画質撮影を実現した。さらに、独自の画像認識技術で、一つ一つ錠剤の刻印や文字、カプセル剤色や形などを高速・高精度での読み取りを可能にした。また、新たに開発した「薬剤の刻印や文字の抽出技術」により、これまで困難であった錠剤や表裏の刻印をそろえた、一包化された薬剤の一覧表示を可能にした。

この支援システム一式の価格は、税抜きで1000万円(設置費用を含む)。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1545876672.pdf