2019年01月10日
富士フイルム、30年度の再生エネ導入目標設定
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムホールディングスは10日、2030年度をターゲットとした再生可能エネルギー導入目標を設定したと発表した。目標では、2030年度に購入電力の50%を再生可能エネルギー由来の電力に転換し、さらに2050年度に100%再生エネ化し全使用エネルギーでCO2排出量ゼロを目指す方針を打ち出した。

現在、富士フイルムグループでは、使用エネルギーの約半分を購入電力、残りの半分を自家発電システムによりまかなっているが、2030年度の目標は、購入電力の50%を再生可能エネルギー由来の電力に転換するものである。

さらに今回、2050年度の目標も設定した。まず、2050年度までに購入電力の100%を再生可能エネルギーに転換する。さらに、コジェネレーション自家発電システムの主燃料を、現在使用している天然ガスから、実証事業が進められている水素燃料に転換することや、実用化に向け技術開発が進んでいるCO2回収貯留技術の活用など、新たな技術を取り入れていくことで、使用する全てのエネルギーでCO2排出量ゼロを目指す方針である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1547087007.pdf