2019年01月15日 |
東レ、透明性と遮熱性を両立した遮熱フィルムを開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東レ |
新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)は15日、東レがNEDO事業で透明性と世界最高レベルの遮熱性を兼ね備えた遮熱フィルムを開発したと発表した。 開発した遮熱フィルムは、東レ独自のナノ積層技術をさらに深化させ、革新的な層配列デザインを導入することにより、太陽光の中で、温度上昇の原因となる赤外線を選択的にカットすることに成功したもので、通常のクリアガラス対比39%、市販の高性能・透明遮熱フィルム対比11%の冷房負荷削減効果を確認できた。 今後、同フィルムのさらなる遮熱性能の向上を図り、建物の窓などに貼り付けることにより、空調電力の省エネルギー化の実現、温室効果ガスの削減を目指す。 |